ここでは、粗目と細目のコーンツースエンドミルの実用的な違いを、構造、切削性能、適用加工条件の観点から説明します。
1. 刃の配置と切りくずスペース
粗目ラフィングエンドミルは、波状の切れ刃の数が少なく、刃と刃の間隔が広いです。フルートスペースが大きいため、かさばる切りくずを簡単に収容できます。
細目タイプは、コーンツースが密に配置され、刃ピッチが狭いです。切りくず保持スペースは限られています。
2. 材料除去能力
粗目カッターは、重切削のラフィング用に設計されています。深い切り込み、速い送り速度に対応し、アルミニウム合金などの粘着性のある非鉄金属をうまく処理して、切りくず詰まりを防ぎます。
細目コーンツースエンドミルは、積極的な金属除去ではなく、軽負荷から中負荷のセミラフィング加工用に作られています。
3. 耐衝撃性と防振性
粗目工具の各刃は、剛性と耐衝撃性に優れています。断続切削、不均一なブランク加工、低剛性のCNC設備での作業中も安定して動作し、刃先の欠けリスクを低減します。
密に配置された多数の細かい刃が切削圧力を分散し、ミリング振動を抑え、高速設定での滑らかな動作を実現します。
4. 加工後の表面仕上げ
粗目ミリングでは、荒加工後にワーク表面に明らかな粗い波状のテクスチャが残ります。
細目カッターは、均一で繊細な表面痕跡を作り出し、仕上げ工程のための加工代を小さくします。
5. 適切な材料の参考
• 粗目コーンツースエンドミル:炭素鋼、ダクタイル鋳鉄、厚いアルミニウムプロファイル、深いキャビティや深い溝の重切削荒加工
• 細目コーンツースエンドミル:焼入れ金型鋼、薄肉ワーク、炭素繊維複合材料、FRP、PCBパネル